1ヶ月にたった15分だけでお金の流れを把握する家計簿のつけ方

2017年4月20日

株式投資では、運用資産の利回りとともに、支出の削減も重要です。それには家計簿をつけるのが効果的!なんですが、家計簿って面倒ですよね。俺は、とにかく作業をパソコンで自動化しています。これにより、毎月15分程度の作業時間で、収入・支出の状況を把握できる仕組みになっています。

家計簿ソフトウェアとして、Macの有料アプリ「iCompta」を使っています。有料ですが、お金を払う価値は十分にあると思います。15ユーロ=1500円くらい。Windowsで同じようなソフトウェアがあるのかどうかはよく知りません。Windowsユーザの方申し訳ない。もし似たようなソフトウェアをご存知の方がいたらコメント頂ければと思います。

icomptaアイコン

iCompta
http://www.lyricapps.com/ iCompta/

iComptaの具体的な使い方については結構色々な人が書いているのでググってみてください。

資産管理アプリ iCompta を本気で使いこなそう! その1. iCompta でできること!
http://www.ttcbn.net/no_second_life/archives/21028

ここでは、俺が運用している方法について書きます。かなり手を抜いています。

1)月に一回しか家計簿を更新しないので、レシートは捨てる

お金の細かい用途にかまわず、以下の状況だけを把握できるようにします。

  • どんな理由でお金が増えているか
  • どんな理由でお金が減っているか

2)作業を自動化するために、使う金融機関を選ぶ

取引明細を、CSVファイルもしくはOFXファイルで出力できる金融機関を使います。出力したファイルをiCompaにインポートすることで、お金の流れを記録します。銀行・カード会社・証券会社どれでも、とにかくファイル出力できることが重要です。明細をファイル出力できない金融機関は使いません(笑

なお、OFXファイルのインポートはカンタンですが、CSVファイルは、インポート時にどの数字が何かを設定する必要があります。三井住友銀行はOFXファイル出力をサポートしているのでオススメです。ログインし、口座残高の表示画面で「マイクロソフトマネーに取り込む」というリンクをクリックするとダウンロードできます。OFXファイルってマイクロソフトマネーというソフトウェアのファイル形式らしいです。

3)お金の流れを区別するためのルール・カテゴリを作る

取引明細の件名によって、どんな理由でお金が動いたかを自動判別するためのルールを作ります。例えば、件名が「配当金」「配当落調整金」の取引なら「配当金カテゴリによる収入とみなすルール。他にも、

  • 電気代であれば件名「電気料」でカテゴリ「電気代」
  • ケータイの利用料であれば件名「ドコモゴリヨウダイキン」「ドコモゴリヨウリヨウキン」でカテゴリ「通信費」
  • クリック証券への入出金であれば「パソコン振込 ジ-エムオ-クリツクシヨウケン (カ」「振込 ジ-エムオ-クリツクシヨウケン(カ」でカテゴリ「資金移動」

などなど。これらのルールを作っておくことにより、金融機関からダウンロードした取引履歴をインポートする際、iComptaが自動的にお金の流れを分類してくれます。ルールを作れるというところが、iComptaというソフトウェアの大きな特徴です。

4)月末の作業

  1. 金融機関からファイルを出力してiComptaにインポートする
  2. 財布の中身を見て、先月の財布の中身との差額を「現金支出」として記入する
  3. 各証券会社について、現在の残高から、先月の家計簿で記録した残高をマイナスし、結果を運用益/損として記録する
  4. 収入合計、支出合計を見て、先月と大きく変化していないかチェックする
  5. もし大きく変化している場合は、どんな理由でお金が増減しているのかを把握する
  6. 来月に向けて気をつけることをメモする

以上です。財布からの支出は現金支出として一括りにすることでサボっています。もし財布からの支出を減らしたい場合は、レシートを集めるなどの作業が必要になります。俺は、極端に財布からの支出が増えない限り、明細については気にしません。

あと、オートチャージのSuica/Pasmoを使っているのですが、コンビニや交通費などが混ざります。そして、オートチャージの名目でまとめてカードからの支出になります。これについても内訳は無視します。オートチャージによる支出は大した額ではないので。 とにかく支出の全体像だけを把握し、細かい無駄遣いは徹底的にスルーします。もし無駄遣いを減らしたいときには、比較的金額の大きな支出カテゴリをターゲットにして、削減を試みます。この段階で初めて明細まで記録することを検討します。

5)実際に家計簿をつけて、お金の流れを把握する

家計簿をつける目的は「収入・支出の大きな傾向をざっくり把握すること」です。旅行に行ったとか家具を買ったとか外食しすぎて財布からの支出が多かったとか、そういう全体の傾向をつかみます。ケチになる必要はまったくありません。把握しているということが重要だと思っています。

iComptaでは家計簿の推移をグラフで見られます。参考として載せておきます。

総資産の推移
収入と支出
カテゴリ収支

 

以上が、最小限の手間でお金の流れを把握するための工夫です。投資家として、お金の流れは今後も継続的にウォッチして行くつもりです。

ただし、株式の運用利回りについては別途計算しています。家計簿では、証券会社に移動した金額、運用益/損の金額を把握します。パフォーマンスやベンチマーク(TOPIX)との比較についてはExcelで行っています。

追記:2012/12/20
金融機関に自動ログインして自動的に家計簿を作ってくれるサービスがローンチされていました。この手のサービスはたくさんあるのですが、どうも使う気になれないんですよねぇ。自分の財産額とカネの使い道を無料のサービスに預けるってのが性に合わない。怖くて仕方ありません。
https://www.moneyforward.com/