固定金利と変動金利

2016年11月19日

金利には、固定金利と変動金利があります。固定金利はお金を借りたり、預けたりした段階で定められた金利が、契約満了までずっと続きます。一方、変動金利では一定期間ごとに金利が見直され、市場の金利変動に近い金利を支払っていくことになります。では、固定金利と変動金利にはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか。

まず、固定金利はトータルでの利息額がはじめから見通せるというメリットがあります。資金の出入りが各日に計算できるので安心です。固定金利を活用すべきなのは、金利が低いタイミングなら借金、金利が高いタイミングなら預金です。例えば、金利が5%のときに長期の定期預金に固定金利で預け入れして置けば、その後金利が下落しても、5%の金利を受け取ることができます。

いっぽう、変動金利であれば、市場での金利変動に対応した利率に定期的に見直されることから、大きく得をしたり、逆に損をしたりといった可能性が小さくて済みます。金利動向が見通せない時には、変動金利にしておくとリスクを減らすことができます。

また、とりあえず固定金利にして置いて、金利が都合の悪いほうに推移した場合には、固定金利の契約をいったん解除し、新たな条件の良い金利で固定金利を再スタートする方法もあります。ただし、この方法だと解約の際に所定の手数料が発生するケースがあります。金利額を抑えようとするあまり、手数料などの付随費用がかさんでしまわないように注意しましょう。

2015年7月現在では、金利水準は非常に低くなっています。住宅ローンを組むケースを考えてみると、今後も低金利が続くと考えれば、変動金利でローンを組みましょう。というのも、当初の金利は変動金利のほうが固定金利よりも安く設定されていることが多いからです。ところが、金利が今後上昇していくと考えるなら、借金に当たるローンは固定金利で組みましょう。こうすることで、金利が上昇した際も低率の金利でローン返済を続けることができます。