為替の動きを予測する仮説・指標(6)結論

2018年6月8日

  • (1)短期の為替を予測して動くのは辞めます。
  • (2)中長期の為替はシナリオを描き、ポジションに反映させます。

最近のドル円相場を見ても分かるように、円安になると思ったら円高になったり、円高になると思ったら円安になります。ちょっと前までは、80円を突破してから想像以上のスピードで円安になったりもしました。結局、短期的な値動きというのは予測しても当たり外れが大きくて、博打になってしまう印象が強いです。実際、FXはゼロサムゲームですし。よって、短期の為替は予測しません。短期の為替によるポジションは取りません。

為替のレンジ予想とか意味ないっす。

一方で、長期的な金利の方向という観点であれば、ある程度確度の高いシナリオを描けるのではないかと考えています。例えば、アメリカ経済が回復して政策金利を上げ始めるのと、日本経済が回復して政策金利を上げ始めるのは、どちらのほうが時期的に早いか。これは、何か重大な事象が起こらない限りアメリカの方が早いはずです。もちろん、天変地異やテロなど、シナリオが崩れる黒い白鳥が存在しないことを証明できません。シナリオは、適宜修正する必要があります。こうして考えていると、為替も将来価値を割り引いて現在のレートが決まっているような印象がします。

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で、具体的にどんなポジションを取るかについてはいくつか方法があります。

  • 1)FXや外貨預金等で為替のポジションを取る
  • 2)ドル高メリット・ドル安メリットなどのある国内株式のポジションを取る
  • 3)為替シナリオに基づき海外株式・不動産の比率を変えてアセットアロケーションを組む

1)は、レバレッジをかけないことが肝要です。レバレッジをかけると損切りさせられるリスクが発生し、中長期の為替見通しに沿ったポジションとしては不適切なためです。俺は、為替のリスクだけ取るというのは物足りないので(笑)、為替のポジションは取っていません。

2)は俺が今採用している方法です。外貨を稼ぐ日本企業の株式を、ある程度の割合で保有しています。短期的なドル円相場による業績の良化・悪化は気にしません。ただし、海外から原料を調達している場合、過度な円安は逆効果になる恐れがあります。なお、ドル円以外にも適用可能です。ユーロドルでドルが高くなるというシナリオであれば、ドルを稼ぐヨーロッパ企業の株式を購入します。

3)は基本的にディフェンシブな手法なのでやりません。今はオフェンシブに行きたいと思っております。